鹿原こるり十四歳 - 『英雄×勇者×救世主(AUQ)』ファンサイト -

ハーブローク第8回リアクション結果

第8回リアクション エリア:ハーブローク1
『静寂の大地』 第一部 飛翔編
担当:榊 大悟

序章 回答 より引用

 しかし、それを真に受けるようにして考え込んでいる者がいた。
 鹿原こるりである。
「確かに……アーウィン様に消えてもらうのも手かも知れないですね」
 つと、こるりがアーウィンの肩に手を伸ばす。
こるり?」
「脱いで」
 こるりは上目使いにアーウィンに微笑みかけると、ゆっくりと確認するようにもう一度言った。
「脱いで下さい、アーウィン様」
「なな何を言っているのだこるり!正気になれ!」
 アーウィンが色々な意味で顔を真っ赤にして抵抗する。
「そんなに照れなくても、私とアーウィン様の仲ではないですか」
「どんな仲だ!」
「ああ、人前なのがいけないのですね。それではどうぞこちらの部屋に」
 こるりはアーウィンの手を引くとカーテンの向こうに消えていってしまった。
「何をしている」
 フェレイラに呼び止められ、カーテンの向こうを覗こうとしたヒラリウス・モデスティが笑ってごまかす。
「いや、俺はアーウィンの守護を」

Scene.5 エゴ より引用

「女を探せ」
「隕石(いし)が落ちてくる前に」
 各都市を黒い暴風のように魔族の部隊が駆け抜ける。
 渦を巻くその様子はまさに世界の終りそのものだった。
「本当にいいんだな」
 物陰で、ジェス・ラーディエルが馬上の娘に尋ねる。
 娘は無言のままこくりと頷いた。
「無茶だな……まあ、俺はそれでも守るだけだけど」
「御免ね」
 小さな声で娘が謝る。
「気にするなって。それじゃ……行くぜ」
 ジェスは光輪雷鳴剣デュアルディークを抜いた。その刀身に光の輪が浮かび上がる。
「お前らの思うようにはやらせねえーっ!」
 ジェスと共に飛び出した白馬に跨った娘の銀髪が跳ねる。
 白銀の鎧。
 その姿、確かに賞品の女。
「居たぞ」
 一人が歓喜の声を上げた。
 蝿が死体にたかるように、黒い渦がジェスとアーウィンの周囲を取り囲む。
「男は殺せ」
「女は奪え」
「そう簡単にやらせるかよ」
 デュアルディークを振り下ろす。
 しかし、放たれた紫電は一人の魔族の目に見えないシールドのようなものによって弾かれてしまった。
 ジェスは舌打ちした。
「そうか、これが『魔具』ってやつかよ。ならこっちも本気で行くぜ」
 ジェスがエボルシオンして舞い上がる。するとアーウィンの背にも光の翼が生まれたではないか。
「女がエボルシオン? 聞いていないぞ」
 二つの翼が舞い上がる。
「ジェスくん、先導して。メガネがないからよく見えなくて」
 そう。
 魔族達に追われるのはアーウィンの衣服をまとったこるりなのである。
「東へ。船が出て、隕石が防げるまで私達で引き付けるんです」
「ああ。でも、危なくなったらこるりサン連れてすぐ逃げ出すからな」
「駄目です!」
 こるりはぴしゃりと言った。
「私達が犠牲になっても、船は必ず出港させねば」
こるりサンの願いだって、これだけは聞けない」
 右に左に敵の攻撃をかわしながら、ジェスははっきりと自分の想いを告げた。
「正義よりも、こるりサンの方が大切なんだ。俺の一番大切なものはこるりさんだ」
「ジェスくん……」
 こるりはどう答えていいか分からなかった。
こるりサンが行くから俺は守っているだけだ。世界より、こるりサンを守りたい」
「ダメだよジェスくん、それじゃ……」
「何がダメなんだ」
 ジェスはスピードを上げた。
「俺は、こるりサンが好きなんだ」


 感想等は準備中です。

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